皆さま、お疲れ様です😊 うぃーず( @weeds611)です。
最近、投資に興味を持っている方が増えてきています。身近では、友人や保育園のママ友とも投資の話をすることがあります。
まずは、簡単に少額から始められるということで、『投資信託』がおすすめです。
投資信託を購入する際に、【申込日】、【約定日】、【受渡日】という投資初心者には馴染みのない用語がでてきます。私も当初、違いがよくわかりませんでした。
この記事では、3つの用語について解説していきます。投資信託についても簡単に説明していますので最後までご覧ください。
この記事を読んで欲しい方
それではいってみましょう!
投資信託とは?
まず今回の記事である【申込日】、【約定日】、【受渡日】の違いを説明する前に投資初心者の方に向けて『投資信託』とは何か、簡単に解説します。
①投資信託
投資信託とは、投資家から集めたお金を一つの大きな資金としてまとめ、運用プロであるファンドマネージャーが株式や債券などに投資・運用し、その運用の成果として生まれた利益を皆さんに還元するという金融商品のことです。
簡単にいうと、自分のお金を預けてプロが投資して得た利益を還元してもらえるという商品のことです。
投資信託のメリット
- 少額から開始できるので初心者でもはじめやすい。
- プロが運用するので安心。
- 投資対象が株や債券、地域も米国、日本、全世界など分散して投資できるためリスクは低い。
- 運用して得た利益を再投資することで、複利効果に期待できる。
投資信託のデメリット
- 株式や債券、商品に投資するため元本割れのリスクがある(株価変動、金利変動、為替変動など)。
②投資信託にかかる手数料
投資信託を購入する際には、『手数料』が重要です。
投資信託は基本的に長期投資であるため、手数料がパフォーマンスに影響してきます。
(1)販売手数料
販売会社に支払う手数料のこと。
(2)運用管理費用(信託報酬)
投資信託の保有額に応じて支払う費用で、保有期間中は継続して支払う必要がある手数料のこと。なるべく信託報酬の低い投資信託を選びましょう。
(3)監査報酬
投資信託が受ける会計監査にかかる費用。
(4)売買委託手数料
投資信託が売買する場合に発生する費用。
(5)信託財産留保額
投資信託を信託期間の途中で売却する場合に生じる費用。
(6)その他、消費税など
投資信託の申込日、約定日、受渡日の違いとは?
投資信託を購入する際に、知っておくべき【申込日】、【約定日】、【受渡日】について解説します。
①投資信託の申込日とはいつのことか
投資信託の売買注文を出した日のことを【申込日】といいます。
注文には期限が設定されており、ほとんどが取引所の終了時刻である15時になっています。15時までに申し込んだ場合にはその日が申込日となり、15時を過ぎた場合や休日の場合には翌日(翌営業日)が申込日となります。
投資信託によっては、当日の申込締切時間が15時でないものがあるので、その場合は証券会社に確認をお願いします。
② 投資信託の約定日とはいつのことか
投資信託の売買注文が成立した日のことを【約定日】といいます。
基本的に
国内を投資対象とする投資信託は、原則、申込日=約定日となります。
海外を投資対象とする投資信託は、原則、申込日の翌日(翌営業日)=約定日となります。
証券会社の休業日、国内・海外市場の休業日によって約定日は異なるため、申込日から約定日まで日数がかかる場合があります。
投資信託の購入価格は、この約定日の基準価格(投資信託の時価を示す値段)となります(⚠️申し込んだ日の値段にはなりません)。
証券口座に購入した投資信託が反映されるのは、この約定日の翌日未明となります。
③投資信託の受渡日とはいつのことか
投資信託の申込、約定が完了し、売買代金を授受する日のことを【受渡日】といいます。
受渡日に売買代金の決済を行い、注文が完了します。
投資信託により異なりますが、約定日+2営業日以降が受渡日となります。
✨重要✨
④実際の画面で違いをわかりやすく解説
2021年1月9日午後11時に投資信託を注文した画面がこちらになります。
※日本を投資対象とした投資信託
1月9日(土)、1月10日(日)は休日なので申込日にはなりません。
1月11日(月)は成人の日(祝日)のため、日本市場は休場なので申込日にはなりません。
そして、ようやく1月12日(火)に申込日となります。また、日本を対象とする投資信託であるため、申込日=約定日となります。
受渡日は、約定日+2営業日(13日、14日)以降の1月15日(金)になります。
【e MAXIS Slim米国株式(S&P500)(※2)】を注文した画面
(※2)米国のS&P500を投資対象とした投資信託
1月9日(土)、1月10日(日)は休日なので申込日にはなりません。
1月11日(月)は成人の日(祝日)のため、日本市場は休場なので申込日にはなりません。
そして、ようやく1月12日(火)に申込日となります。
海外(米国)を投資対象とする投資信託であるため、申込日=約定日とはならず、申込日の翌営業日である1月13日(水)が約定日になります。
受渡日は、約定日+2営業日(14日、15日)以降となり、16日(土)、17日(日)は休場のため1月18日(月)になります。
日本と海外の投資信託では、受渡日が異なるため注意が必要です。
実際に投資信託を買い付ける手順
まだ投資信託を購入したことがない方は、どのように投資信託を購入したらいいのか想像もつかないと思います。
ここでは、投資信託の購入手順について解説したいと思います。
①証券口座を開設する
まずは、投資信託を購入するための証券口座を開設しましょう。
おすすめ証券会社はこちらです👇
楽天証券の場合は、楽天カードクレジット決済がお得なので持っていない方はこの際に作っておきましょう。
② 投資信託を選ぶ
証券会社によってランキングが作成されている場合があるので、投資初心者はそちらを参考に選びましょう。
私のおすすめする投資信託についてはこちらの記事で紹介していますので、参考にしてみてください👇
③投資信託の購入
つみたてNISAを利用して投資信託を購入することで、非課税となるためおすすめです。
つみたてNISAがわからない方はこちらの記事が参考になります👇
投資信託は『つみたてNISA』で積立設定をし購入するか、もしくはスポット購入で自分の好きなタイミングで購入ができます。
投資信託での失敗実例を紹介
2020年に実際に私がやってしまった失敗について紹介します。
皆さんは私と同じ失敗をしないよう参考にしてください(^ ^)
私がした失敗というのは、
ジュニアNISAで投資信託のスポット購入をした際に、約定日は2020年(年内)であったんですが、受渡日が2021年(翌年枠)となってしまったことです。
よって、2020年のジュニアNISA枠最大80万円のうち約5万円が投資できず、非課税枠が余った状態になってしまったのです。
なぜ、このようなことが起きたのか?
それは、上述にもあるように受渡日=約定日+2営業日以降となるためです。
NISA枠で年末に投資信託を購入する際には、あらかじめ受渡日を考慮して投資することが重要です。
NISA枠は最大80万円使わないともったいないですからね。
まとめ
- 投資信託とは、プロが株式や債券など運用して得た利益を皆さんに還元する金融商品のことです。
- 投資信託は少額から投資でき、分散投資できるためリスクが低く、投資初心者向けです。
- 投資信託の【申込日】、【約定日】、【受渡日】の違いについて解説。
- NISA枠で年末に投資信託を購入する際には、受渡日に注意して投資しましょう。
最後に
投資初心者向けに、投資信託の【申込日】、【約定日】、【受渡日】の違いについての記事でした。
少しでも皆さんの役に立てば嬉しいです😊
ここまで読んでいただきありがとうございました🙇♂️
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