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【バイデン銘柄】クリーンエネルギーETF【ICLN/QCLN】投資対象になり得るのか

皆さま、お疲れ様です。うぃーず(@weeds611 )と申します。

今回は、アメリカ大統領にバイデン氏が選ばれたことにより、大注目のクリーンエネルギーETFであるICLNQCLNについての記事です。

 

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これから投資を検討している方に役に立つ記事になっていると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

この記事を読んでもらいたい方

  • クリーンエネルギーについて知りたい
  • ICLN、QCLNについて知りたい
  • ICLN、QCLNのパフォーマンスについて知りたい
  • ICLN、QCLNの今後の投資について検討中

 

では、行ってみましょう!

 

バイデン大統領の政策

2020年11月3日アメリカ大統領選挙が行われ、民主党のバイデン氏が次期大統領に当選しました。

そして、2021年1月20日に新大統領の就任式が行われます。

バイデン大統領の政策は今後の投資対象になり得るため、その政策に注目が集まっています。

早速、政策についてみていきましょう。

①新型コロナ対策

  • 新型コロナウイルス対策本部に第一線の科学者、専門家らを招集。
  • 全国民に無料ワクチン接種を提供。
  • 全国的なマスク着用の義務化。
  • PPEの国内供給を拡充。
  • 米国のWHO脱退を撤回。

②経済対策

  • 1.3兆ドル(約140兆ドル)のインフラ投資。
  • 最低賃金を時給15ドルに引き上げ。
  • 富裕層と企業への課税を強化。
  • 追加の給付金支給1,400ドル。

③環境とエネルギー政策

バイデン大統領が優先事項にしているのがこの政策!

クリーンエネルギー投資計画

  • 2兆ドル(約210兆ドル)の気候変動対策、再生エネルギーへの投資。
  • パリ協定地球温暖化対策の国際的枠組み)に復帰(トランプが離脱を決定している)。
  • 2050年までに温室効果ガス排出を実質ゼロへ(再生可能エネルギーや電気自動車の普及)。
  • 二酸化炭素排出量の多い国と気候変動サミットを開催し、誓約を締結。

④移民政策

⑤外交

  • 国際社会における米国主導の復活と同名の再構築。
  • WTO世界貿易機関)を尊重する考え。

⑥医療政策

  • オバマケア(健康保険加入を可能にした医療保険制度)改革の保護と拡充。
  • 手頃な価格の処方薬を提供。

⑦司法改革

  • 司法制度の研究と改革のための超党派の国家委員会を設置。

⑧黒人政策

  • 犯罪件数と刑務所受刑者数の削減、薬物乱用者への治療を提供。
  • 警察改革への積極投資。

 

参考 https://www.afpbb.com/articles/-/3315524?cx_amp=all&act=all

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201201/amp/k10012740801000.html

https://www3.nhk.or.jp/news/special/presidential-election_2020/policy/

クリーンエネルギーとは

①クリーンエネルギー

クリーンエネルギーとは、電気や熱などに変える際、二酸化炭素(CO2)や窒素酸化物(NOx)などの有害物質を排出しない、または排出量の少ないエネルギー源のことをいいます。

自然エネルギー再生エネルギーとも呼ばれています。

太陽光、水力、風力、地熱のほか、燃料電池コージェネレーション天然ガスなども含まれます。

 

経済産業省資源エネルギー庁)の定義

『太陽光・風力・地熱・中小水力、バイオマスといったクリーンエネルギー(再生可能エネルギーとは、温室効果ガスを排出せず、国内で生産でき、エネルギー安全保障にも寄与できる有望かつ多様で、重要な低炭素の国産エネルギー源』と定義されています。

参考 https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/renewable/index.html

 

③クリーンエネルギーセクター

クリーンエネルギーの投資対象は、大きく3つに分類できます。

(1)電気自動車

EV(電気自動車)、PHV(プラグインハイブリッド自動車)、FCV(燃料電池自動車)など

(2)バッテリー

リチウム電池燃料電池太陽電池など

(3)再生エネルギー

太陽光発電風力発電バイオマス水力発電地熱発電など

 

 

ICLNとは

①ICLNの基本情報

名称

iシェアーズ・グローバル・クリーンエネルギーETF

会社

ブラックロック

ファンド概要

クリーンエネルギーセクターのグローバル株式で構成される指数と同等の投資成果を目指す

ICLN特徴

太陽、風力、その他再生可能資源によりエネルギー生産を行う企業に投資。バイデン銘柄として有望視されている。

組入銘柄数(2021.1.14

30銘柄

設定日

2008年6月24日

純資産(2021.1.15

63.2億ドル

経費率

.46%

ベンチマーク

SPグローバル・クリーンエネルギー指数(

株価(2021.1.15

30.56ドル

52週レンジ

.08〜34.25ドル

 

※クリーンエネルギーセクターのグローバル株式で構成されている指数。

 

②ICLNの上位10銘柄

順位

銘柄

組入比率(%)

業種

プラグ・パワー

10.63

資本財・サービス

エンフェーズ・エナジー

.68

情報技術

メリディアン・エナジー

.81

公益

フェアブント

.62

公益

シーメンスガメサ・リニューアブル・エナジー

.32

資本財・サービス

シンイー・ソーラー

.26

情報技術

コンタクト・エナジー

.25

公益

ヴェスタス・ウィンド・システムズ

.98

資本財・サービス

オーマット・テクノロジー

.97

公益

10

ファーストソーラー

.95

情報技術

2021.1.14時点)

 

(1)プラグ・パワー(PLUG)

電気を動力源とする機器や車両の従来のバッテリーに代わる水素燃料電池システムの開発会社。

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プラグ・パワー決算資料

まだ、EPSはマイナスでこれからの事業拡大に期待。売上高は成長中。

 

(2)エンフェーズ・エナジー(ENPH)

ソーラー産業用のマイクロインバータ技術を提供する米国企業。マイクロインバータシステムは、個々の太陽電池モジュール・レベルでエネルギーを変換して、高度な技術的アプローチをもたらす。

 

(3)メリディアン・エナジー(MEL)

発電事業、広い補完製品とサービス及び電気の取引・小売事業に従事しているニュージーランドの会社。

 

(4)フェアブント(VER)

統合発電、送電、及び電力販売を手がける会社。

 

(5)シーメンスガメサ・リニューアブル・エナジー(SGRE)

再生可能エネルギー分野の製造を行うスペインの企業。2017年にシーメンスの風力製造部門と合併し、今の会社名に改称。

 

(6)シンイー・ソーラー

超透明な太陽光発電原料ガラスと超透明な太陽光発電加工ガラスの2種類のソーラーガラス製品を製造する中国企業

 

(7)コンタクト・エナジー(CEN)

発電と電気の小売に焦点を当てる分散型・統合型エネルギー会社。ニュージーランド全土で発電し、電気を小売している。

 

(8)ヴェスタス・ウィンド・システムズ(VWS)

デンマークに拠点を置く風力発電会社。

 

(9)オーマット・テクノロジーズ(ORA)

米国の持株会社地熱発電事業に従事している。地熱発電所の開発、建設、運営をし、電力を生産、販売している。

 

(10)ファーストソーラー(FSLR)

太陽光を電力に変換する低コストの薄膜太陽電池モジュールを製造、販売する米国企業。

 

③ICLNの業種

タイプ

保有比率(%)

再生エネルギー系発電事業者

33.48

電気部品・設備

17.59

半導体装置

16.42

電力

16.21

重電機設備

.30

半導体

.20

石油・ガス精製・販売

.59

キャッシュ、デリバティブ

.22

(2021.1.14時点)

 

④ICLNのパフォーマンス

トータルリターン(2020年12月31日時点)

1年

3年

5年

10年

設定来

141.31

46.92

26.28

8.69

2.51

 

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ICLNチャート(提供:yahoo!finance)

2020年3月コロナショックがあり大暴落。

アメリカ大統領選挙でバイデン氏が勝利し、かなりの勢いで株価上昇させています。

設定来でみるとまだマイナスのパフォーマンスになっています。

 

 

QCLNとは

①QCLNの基本情報

名称

ファーストトラストNASDAQクリーンエッジ・グリーンエネルギーインデックスファンド

会社

ファーストトラスト

ファンド概要

ナスダック・クリーン・エッジ米国リキッド・シリーズ・インデックスに連動する投資成果を目指す。

QCLN特徴

クリーンエネルギー企業に投資する。バイデン銘柄として注目。

組入銘柄数

44銘柄

設定日

2007年2月8日

純資産(2021.1.15

28.28億ドル

経費率

.60%

ベンチマーク

NASDAQクリーン・エッジグリーンエネルギーインデックス(※2

株価(2021.1.15

80.74ドル

52週レンジ

16.14〜87.16ドル

 

※2 米国で上場しているクリーンエネルギー企業のパフォーマンスを追跡するために設計された修正時時価総額加重インデックス。新しいクリーンエネルギー技術の製造、開発、流通、設置に従事する企業が含まれる。太陽光発電バイオ燃料、高度なバッテリーなど。

 

②QCLNの上位10銘柄

順位

銘柄

組入比率(%)

事業内容

テスラ

.71

電気自動車

エンフェーズ・エナジー

.57

太陽光発電ソリューション会社

プラグ・パワー

.37

燃料電池システムメーカー。電動リフトトラック。

ニオ

.05

電気自動車メーカー

アルベマール

.57

特殊化学品メーカー

ソーラーエッジ・テクノロジー

.93

太陽光発電の最適化、モニタリング用ソリューション提供。

サンラン

.06

太陽エネルギーソリューション会社

クリー

.00

電子部品メーカー。半導体製品開発、製造。

オン・セミコンダクター

.86

半導体メーカー

10

ファーストソーラー

.32

低コスト薄膜太陽電池モジュールの製造、販売

(2021.1.14時点)

 

③QCLNの業種

タイプ

保有比率(%)

再生可能エネルギー機器

29.89

自動車

15.76

代替電気

14.74

半導体

11.37

電気部品および機器

.59

特殊化学品

.72

代替燃料

.82

産業機械

.67

専門REIT

.56

建築材料および備品

.52

 

④QCLNのパフォーマンス

トータルリターン(2020年12月31日時点)

1年

3年

5年

設定来

183.44

52.55

35.56

10.05

 

f:id:weedsno5:20210119150606p:plain

QCLNチャート(提供:yahoo!finance)

ICLNと同様、コロナショックで暴落し、バイデン大統領効果により株価暴騰しています。

出来高も年末にかけて増加していることが分かります。

直近1年間のパフォーマンスはなんと+183%!

ICLNとQCLNのチャート比較

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ICLNとQCLNの10年チャート比較(提供:yahoo!finance)

ICLN(青)QCLN(ピンク)のチャートを比較してみると、QCLNの圧倒的パフォーマンスで勝利ですね。

なんといってもテスラの影響でしょう。

チャートだけみると上がりすぎていて、少し投資するには遅い気がしてきますね。

クリーンエネルギーへの今後の投資方針

バイデン大統領就任が決定したことで、一気に株価が上昇したクリーンエネルギー関連のICLNとQCLN。

今後の投資方針については、慎重に判断する必要があります。

 

すでに株価に織り込んでおり、両ETFともに2020年の後半から株価暴騰しています。

 

ICLNとQCLNでは、ここ最近の株価上昇はQCLNに軍配が上がっています。

それは、皆さんご存知の通り、テスラ!TESLA!!

QCLNはテスラの保有割合は8%以上で1位 👑です。

 

テスラのチャートはこちら👇

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私は今後、ICLN、QCLNへの投資はどうするのか?

まず、ICLNには投資しないつもりです。

その理由としては、クリーンエネルギー関連の個別株としてすでにプラグ・パワー(PLUG)に投資しているからです。

ICLNはプラグ・パワーの保有比率10%以上で1番多いため、重複して投資することになるため投資の予定はありません。

 

次に、QCLNへの投資ですが、

QCLN=【テスラETFと思っていて今後少しずつ購入予定にしています。

テスラは今後さらに成長すると期待していますが、個別株で投資するにはバリュエーションが高くリスクが大きいと感じています。

よって、ETFのQCLNを定期的に買付し、リスク分散して投資していこうと考えています。

ただし、QCLNの経費率は0.60%と高めなのでキャピタルゲイン目的の短期〜中期目線での投資と考えています。

 

長期目的の投資としては、オルカンを主力にしています。

こちらの記事も参考にどうぞ👇

weedsno5.hatenablog.com

 

まとめ

  • バイデン大統領就任が決定し、クリーンエネルギーが注目されています。
  • クリーンエネルギーETFとして、ICLN、QCLNがあります。
  • ICLN、QCLNともにすでに株価暴騰しており、今から投資するのは遅い気がしますが、個人的にはQCLNの定期買付をしていく予定です。
  • ICLN、QCLNともに経費率が高めなのでキャピタルゲイン目的、短期〜中期投資が良さそうです。

最後に

クリーンエネルギーETFのICLNとQCLNに関する記事でした。

今、大注目のETFですが、少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。

ただし、あくまで参考に、投資は自己責任で、自分で判断して行いましょう。

今まで読んでいただきありがとうございました🙇‍♂️

 

 

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