皆さま、お疲れ様です。うぃーず( @weeds611 )です。
大人気高配当ETFのSPYDが2021年1月にリバランスしたので、確認していきたいと思います。
SPYDは1月と7月の年2回リバランスしてくれます。
配当利回り4.95%と高配当投資では主力で活躍してくれています。
では、確認してみましょう!
SPYDの基本情報
①SPYD基本情報
名称 |
|
会社 |
ステートストリート |
ファンド概要 |
S&P高配当指数の値動きに連動する投資成果を目指す。 |
SPYD特徴 |
①高配当ETF ②配当利回り上位80社で構成 ③インカム目的 |
組入銘柄数 |
80銘柄 |
設定日 |
2015年10月21日 |
純資産(2021.2.11) |
26.4億ドル |
経費率 |
0.07% |
S&P500高配当指数(※) |
|
株価(2021.2.11) |
35.81ドル |
52週レンジ |
20.79〜39.89ドル |
※S&P500高配当指数とは、S&P500指数の採用銘柄のうち配当利回りが高い80銘柄のパフォーマンスを計測する指数。
経費率0.07%で1年間100万円運用しても700円しかかからないのが魅力です。
また、1株35ドルと初心者でも投資しやすい株価ということも人気だと思います。
②SPYD組入上位10銘柄
順位 |
銘柄 |
事業内容 |
|
1 |
3.70% |
ハードディスクドライブメーカー |
|
2 |
ヘインズ・ブランズ |
3.25% |
衣料品メーカー |
3 |
3.38% |
情報技術ソリューション提供 |
|
4 |
サイモン・プロパティー・グループ |
4.76% |
自社管理型REIT |
5 |
ゼロックス・ホールディングス |
4.24% |
持株会社。子会社はプリンタ、スキャナ、アクセサリを提供。 |
6 |
フェデラル・リアルティー・インベストメント・トラスト |
4.33% |
自社管理型REIT |
7 |
アイアンマウンテン |
7.44% |
保管・情報管理会社 |
8 |
エクイティ・レジデンシャル |
3.56% |
不動産投資信託会社 |
9 |
リージョンズ・ファイナンシャル |
3.21% |
|
10 |
リージェンシー・センターズ |
4.64% |
自社管理・運営型不動産投資信託会社 |
参考:Bloomberg
SPYDはS&P500の企業のうち、配当利回りが高い80社で構成されています。
上記の10社以外に70社組み入れられています。
SPYD80社はこちらから確認できます👇
https://www.ssga.com/library-content/products/fund-data/etfs/apac/holdings-daily-jp-ja-spyd.xlsx
③SPYDセクター構成比率
順位 |
セクター |
構成比率 |
1 |
金融 |
22.36% |
2 |
不動産 |
19.28% |
3 |
エネルギー |
13.83% |
4 |
公益事業 |
13.32% |
5 |
情報技術 |
7.95% |
6 |
コミュニケーションサービス |
6.04% |
7 |
生活必需品 |
5.09% |
8 |
素材 |
4.81% |
9 |
一般消費財サービス |
3.86% |
10 |
ヘルスケア |
3.46% |
景気敏感である「金融」「不動産」「エネルギー」が上位を占めています。
上位3セクターは前回と同じです。
④SPYD配当利回り
現在の配当利回りをYahoo!Financeで確認すると、
4.95%
直近1年間の分配金はこちら👇
2020年12月 |
0.606617ドル |
2020年9月 |
0.263572ドル |
2020年6月 |
0.365715ドル |
2020年3月 |
0.396187ドル |
2020年9月に大幅減配となりましたが、12月には約0.6ドルと9月に比して増配となったため今後の増配に期待したいですね。
過去には利回り7〜8%あったSPYDでしたが、現在では4.95%まで低下しています。
同じ高配当ETFであるHDV(利回り4.11%)、VYM(3.38%)と比べればまだ高配当ではありますが、個人的には物足りないかなといった感じです。
SPYDの2021年1月リバランス(除外銘柄)
①【AIV】アパートメント・インベストメント&マネジメント
②【CF】CFインダストリーズ・ホールディングス
③【HRB】H&Rブロック
- S&P500から除外されたため。
- 事業:金融サービス会社
- 配当利回り:5.39%
④【NTAP】ネットアップ
⑤【PNC】PNCファイナンシャル・サービス・グループ
⑦センチュリーリンク
- 2020年9月に社名を「Lumen」に変更。
- 事業:通信会社
- 配当利回り:8.03%
以上、2021年1月リバランス時にSPYDから除外された7銘柄です。
除外された理由は、株価上昇し配当利回りが低下した、S&P500から除外された、社名変更でした。
SPYDは「S&P500高配当指数」に連動しているため、S&P500から除外された業績不振の銘柄を定期的に除外してくれるため安心できます。
逆に、株価上昇した銘柄(配当利回り低下)も除外されてしまう点も考慮しないといけません。
SPYDの2021年1月リバランス(新規組入れ銘柄)
①【COP】コノコフィリップス
- 株価:46.44ドル
- 事業:エネルギー会社
- 配当利回り:3.70%
②【ETR】エンタジー
- 株価:94.64ドル
- 事業:総合エネルギー会社。発電、配信事業。
- 配当利回り:4.02%
③【EQR】エクイティ・レジデンシャル
- 株価:54.72ドル
- 事業:電力会社
- 配当利回り:3.87%
⑤【GILD】ギリアド・サイエンシズ
- 株価:66.92ドル
- 事業:バイオ医薬品メーカー。新型コロナ治療薬のレムデシビル開発。2020年10月−12月の売上は19億4,000万ドル。
- 配当利回り:4.24%
⑥【KIM】キムコ・リアルティ
- 株価:11.50ドル
- 事業:通信会社。デジタルソリューションを提供。2020年9月に「センチュリーリンク」から社名変更した。
- 配当利回り:8.01%
以上、2021年1月リバランス時にSPYDに組み入れられた7銘柄です。
今後のSPYDへの投資方針
2021年2月時点での運用状況です👇
- 特定口座 100株
- 平均取得単価 31.128ドル
- 税引後の分配金は、89.72ドル
- 2020年3月、6月、9月、12月の4回受取
★今後のSPYDへの投資方針★
現在、含み益がある状態ですが、2020年3月のコロナショックで暴落し、なかなか株価上昇せず辛い時期が長かったです。
SPYDは逆張り投資のETFであるため、相場が上昇トレンドでは投資せず、〇〇ショックで暴落時に買い向かうETFだと思っています。
よって、2021年2月時点での上昇相場では静観し、暴落を待ってからSPYDに投資しようと思います。
まとめ
- SPYDはS&P500から除外された業績不振の銘柄を定期的に除外してくれるので安心できる。
- 株価上昇し(業績向上し)、配当利回りが低下した銘柄も除外される。
- 2021年1月リバランスでは、7銘柄除外、7銘柄組入で80銘柄のまま維持。
- 2021年2月時点、米国株式は上昇トレンドなのでSPYDへの投資は控えめに、株価下落時に投資できるように準備しておきます。
以上、SPYDの2021年1月リバランスでした。
ここまで読んでいただきありがとうございました🙇♂️
ブログ村に参加しています。👇応援クリック励みになります!
米国投資に関するおすすめ書籍はこちら✨