2021年2月に約2万人の医療従事者への先行接種が開始となりました。
私も医療従事者で本来なら3月に接種予定でしたが、ファイザー製ワクチンの供給が原因で延期となっていました。そして、本日ようやく接種できました。
今後、接種される方のために接種時、接種後の反応について少し報告したいと思います。
✅新型コロナワクチンについてはこの記事も参考にしてください👇
接種時の様子
医療従事者は基本的に自分の勤務している病院でワクチン接種を実施します。
近隣のクリニック、調剤薬局の方は基本型接種施設または連携型接種施設でワクチン接種を受けることになります。
- 基本型:ディープフリーザーを設置する接種施設。 連携型接種施設にワクチンを移送する。
- 連携型:基本型接種施設からワクチンを移送して接種する施設。
私は自分の勤務している病院(今は連携型接種施設)で接種してきました。
医師の予診を終え、いよいよワクチン接種へ。
看護師がアルコール消毒をして、三角筋の肩峰より2〜3横指下中央の位置に筋肉注射しました。
接種部位についてはこちら👉https://www.mhlw.go.jp/content/000764700.pdf
一瞬で接種は終了し、痛みも全くありませんでした。
個人的にはインフルエンザワクチンの皮下注射よりも痛くありませんでした。
先に接種した職員の中には泣きそうなほど痛かったという人もいました。
はじめての新型コロナワクチン、無事に接種完了!
接種後の様子観察
新型コロナワクチンを接種後、約15分間、副反応、主にアナフィラキシーが起きないかを観察します。
(アレルギー体質の方は要注意のため30分間の様子観察になります)
私は特に副反応なく15分経過したので、とりあえずホッとして終了となりました。
6時間から12時間後に接種部位の疼痛、発熱、頭痛、倦怠感が出やすいようです。
念のため気をつけておきましょう!
体調がすぐれない場合はすぐに病院を受診しましょうね。
接種当日夜の様子
接種してから3時間後に接種部位の若干の疼痛と怠さが感じられるようになってきました。
腕の怠さは接種した腕と反対側で強かったです。
帰宅してから(接種後8時間経過)接種部位の疼痛は徐々に増し、腕を90度以上あげようとすると上がりづらくなってきました。
発熱、倦怠感、頭痛などは出ませんでした。
子供が1階で寝てしまったので、2階に連れて行くのに抱き抱えるのが本当に辛かったです。。。
接種翌日の様子
朝起きると接種部位はかなり疼痛を伴っており、腕は60〜70度程度しか上がらなくなっていました。
それ以上あげようとするとかなり痛みがある状態。
そのほかの副反応はなく、痛みは我慢できる程度なのでよかった。
接種後、24時間経過した時点(翌日午後)で痛みはさらに増していました。
見た目には分かりませんが、触ると少し腫れている感じがしていました。
私個人的にはワクチンによる副反応は軽度で大丈夫でしたが、同じ職場の方では迷走神経反射(日本救急医学会引用:ストレス,強い疼痛,排泄,腹部内臓疾患などによる刺激が迷走神経求心枝を介して,脳幹血管運動中枢を刺激し,心拍数の低下や血管拡張による血圧低下などをきたす生理的反応)や喘鳴(呼吸がヒューヒュー、ゼーゼーなる)など起きた人もいました。
アナフィラキシーが起きた方はいませんでした。
今までのデータでは2回目の方が副反応は大きく出るそうなので注意していきたいですね。
まとめ
ようやく新型コロナワクチンを接種することができました。
特に接種翌日までは大きな副反応は出ておらず(疼痛は覚悟しておいてください)、ひとまず安心しています。
しかし、ワクチンを接種したからといって100%感染を防げるわけではないため、今後も引き続きマスク、手洗いなどの感染対策が必須です。
今後のワクチン供給体制に不安はありますが、一般接種も開始となりますのでスムーズにワクチン接種が行き届くように病院でも準備していこうと思っています。
今回の記事がこれからワクチン接種される方の少しでも参考になれば幸いです😊
ではまた👋