2021年4月下旬に新型コロナワクチンの1回目接種を終え、そして3週間後の本日2回目の接種を受けてきました。
2回目のほうが副反応が強く出るというデータが出ているので多少不安がありました。
今後、接種される方のために接種時、接種後の反応について少し報告したいと思います。
✅新型コロナワクチン1回目接種時の様子についてはこちらをご覧ください👇
✅新型コロナワクチンについてはこの記事も参考にしてください👇
✅新型コロナワクチン2回目接種後の「副作用データ」についてはこちら👇
接種時の様子
私は自分の勤務している病院で接種してきました。
1回目と同じファイザー製のワクチン「コミナティ筋注」。
私は薬剤師であり、薬剤師がワクチンの調整を行い上の写真の状態までを用意します。
今回は自分の接種するワクチンは自分で用意しました。
医師の予診を終え、いよいよ2回目のワクチン接種へ向かいます。
1回目とは違い、今回は接種した瞬間に痛みがありました。
前回は全く痛みのなかった筋注でしたが、今回は副作用出そうだなぁと不安に。。。
(副作用出ませんように🙏)
接種後の様子観察
新型コロナワクチンを接種後、約15分間、副反応、主にアナフィラキシーが起きないかを観察します。
(アレルギー体質の方は要注意のため30分間の様子観察になります)
私は今回もアナフィラキシーは起きず15分経過したので、とりあえずホッとしました。
しかし、1回目の接種時とは違い、接種後すぐに腕のだるさを感じました(1回目接種時は8時間経過して徐々にだるさを感じた)。
我慢できないほどではないですが、やはり2回目接種は副反応出やすいのかなと思いました。
ちなみに私の奥さんも同じ日に接種したのですが、奥さんは接種後から吐き気と胃部不快感があったと言っていました。
接種当日夜の様子
接種してから8時間後に接種部位の疼痛が増してきました。
1回目の接種時も大体このくらいから接種部位の疼痛が強くなっていました。
しかし、今回は腕が上がらないほどではなく疼痛も前回より少なかったです。
発熱、倦怠感などは出ませんでした。
1回目と違う点は若干ではありますが、「頭痛」がしていたことです。
先行接種でのデータによると頭痛は、1回目21.2%で、2回目になると53.6%と50%以上に見られる副作用なので気をつけておきたいですね。
当院では頭痛、発熱などが出たときのために「アセトアミノフェン」をもらっているのでこれを飲み、なんとか治りました。
市販品でも売っているので心配な方は用意しておくのもいいでしょう。
市販の解熱鎮痛薬として有名な「ロキソニン」などはコロナウイルス感染症の方が服用後症状悪化するなどのデータが海外で出ていたこともあって現在は推奨できません。
今後のデータに注目しておきます!
接種翌日の様子
朝起きると接種部位の疼痛はありましたが、1回目と比較して疼痛は軽症でした。
そのほかの副反応としては、朝方から腹痛があり下痢が続いていました。
下痢の副作用は4月4日までの副反応疑い報告のデータによると約3%に見られる副反応で比較的多い症状です。
高齢者などこれから夏になり気温が上昇すると、そこに下痢が加わることで脱水になるため注意が必要です。
早めの医療機関への受診をおすすめします。
まとめ
ようやく新型コロナワクチン2回接種することができました。
2回目接種した際には1回目と違い、接種後すぐに接種部位の疼痛を生じましたが、その後は疼痛の増強は見られず安心しました。
1回目と違う点は「頭痛」があったこと。しかし、私の場合は我慢できないほど激痛ではなくアセトアミノフェン服用によって悪化はしなかったです。
私より先に2回目接種した方の中には我慢できずのたうち回るほど痛かったという方もいました。
翌日には1回目にはなかった下痢の症状がありました。高齢者などは脱水に注意しておかないといけないですね。
副反応については個人差があるのであまり心配しすぎるのもよくありません。
症状が強く出た場合には、接種した医療機関に聞くのがベストでしょう。
しかし、ワクチンを接種したからといって100%感染を防げるわけではないため、今後も引き続きマスク、手洗いなどの感染対策が必須です。
なるべく早くワクチン接種が広まるように願っています。
最近のニュースにワクチン接種のミスなどがあるので、ワクチンの調製などミスが起こらないよう慎重に業務を行おうと改めて感じています!
今回の記事がこれからワクチン接種される方の少しでも参考になれば幸いです😊
ではまた👋