2021年2月、待望だった新型コロナワクチンの先行接種が約20,000人の医療従事者へ開始となりました。
私自身、医療従事者であり本来なら3月中に接種する予定でしたがワクチン供給の影響で4月下旬に延期となっていました。そして、5月に入り2回目接種が無事終了しました!
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新型コロナワクチン2回接種済みの経験からいうと「ワクチン休暇」は絶対に取得したほうがいいということです。
特に2回目接種後には今までインフルエンザワクチンなど他のワクチン接種後には感じたことのない副反応がでました。
5月から高齢者への一般接種が開始となっていますが、今後皆さんが接種されるときに「ワクチン休暇」について検討されると思います。
それでは今回の記事の本題に入っていきます。
今回の記事を読めば、ワクチン休暇について詳しくわかり、さらにワクチン接種後の副反応への準備についても知ることができます。
最後までご覧ください。
- 「ワクチン休暇」とは
- ワクチン休暇は有給扱いなのか
- ワクチン休暇は何日取れるのか?
- 病院(当院)でのワクチン休暇の対応はどうか?
- ワクチン休暇はどんな企業が導入しているのか
- ワクチン休暇どんな準備が必要か?副反応への準備は何が必要か?
「ワクチン休暇」とは
ワクチン休暇とは、企業ごとに詳細は異なりますが、ワクチンの接種日や接種後の副反応が発現したとき、家族のワクチン接種への付き添いなどに取得できる休暇のことです。
新型コロナワクチンによる副反応は特に若い世代で出やすい傾向にあり、翌日の業務に支障が出たり、ワクチン接種の普及をすすめるためにも「ワクチン休暇」は大事だと思います。
実際、私も2回目接種後に発熱、倦怠感などの副反応が出ました。私の病院ではワクチン休暇という制度はまだなかったため通常の公休を取得して万全を期して休みました。
「ワクチン休暇」が普及してワクチン接種が広まると感染拡大の抑制につながるのでいいことですよね。
ワクチン休暇は有給扱いなのか
年次有給休暇とは、労働者の休暇日のうち、使用者から賃金が支払われる休暇日のこと。
「年次」とあり、1年ごとに毎年一定の日数が与えられる。有給休暇、年次休暇、年休、有休などといわれることが多い。
年次有給休暇は法律で定められた休暇である。
と、法律で定められている。
では、今回の「ワクチン休暇」はこの有給休暇扱いなのでしょうか?
答えは「NO」です!
今回のワクチン休暇は、有給休暇とは別に取得できる「特別有給休暇」に当てはまると考えられます。
企業ごとに考えは異なりますが、ワクチン接種を円滑に、そして安全に遂行するために設けられる休暇が「ワクチン休暇」なのです。
ワクチン休暇は何日取れるのか?
ワクチン休暇は何日取れるかについては企業ごとに考え方が違います。
一般的には企業が提示しているワクチン休暇の実施内容としては、
ワクチン接種当日、接種翌日(副反応が発生した場合を含む)の2日間、そして家族のワクチン接種への付き添いが多いようです。
2回接種した私の経験からいうと、接種当日は当然休みになりますが、翌日も副反応が高率で発現するため2日間は休暇が欲しいところです。
病院(当院)でのワクチン休暇の対応はどうか?
私の勤務している病院では「ワクチン休暇」の導入はしておりません。
接種スケジュールが大変厳しかったので接種日も指定されており、接種日が勤務の場合は勤務中に仕事を抜けてワクチン接種をし、公休の人もワクチン接種を受けに病院へ来ていました。
翌日も全員が休暇ではなく、公休や通常の有給休暇をあてて休んでいました。
私は副反応が心配だったので予め公休を取得して休みました。
ワクチン休暇はどんな企業が導入しているのか
大企業は就業期間中に新型コロナワクチンを接種する場合や、副反応により就業が困難な場合、さらに家族のワクチン接種の付き添いの場合に「ワクチン休暇」の導入を行うとしています。
どんな企業がワクチン休暇の導入をしているのか?
- 就業期間中の接種を認め、さらに交通費を支給。
- 副反応により休養が必要な場合、家族のワクチン接種への付き添い、副反応により看病が必要な場合に、最大2日間のワクチン休暇を取得できる。
就業時間中の新型コロナウイルスのワクチン接種と、副反応が出た場合の特別有給休暇の取得を可能に | プレスリリース | ニュース | 企業・IR | ソフトバンク
- 接種当日、副反応が出た場合の翌日にワクチン休暇(最大原則4日間)を取得できる。
- 家族の接種による付き添いが必要な場合。
https://www.smbcnikko.co.jp/news/release/2021/pdf/210518_01.pdf
- 接種当日、副反応に療養が必要な場合、最大12日間のワクチン休暇を取得できる。
- ワクチン接種日がワクチン休暇。
- 接種当日、翌日以降の副反応による体調不良時。
- 家族のワクチン接種の付き添い、副反応により看護が必要な場合。
- 接種日、接種翌日の体調不良時にワクチン休暇(最大2日間)。
- 就業期間内の接種を認め、副反応により体調不良が生じた場合にワクチン休暇。
エイベックス、全従業員に対して就業時間中の新型コロナワクチン接種を認め、「ワクチン休暇」による特別休暇の取得制度を実施|エイベックス株式会社のプレスリリース
- 平日(就労日)にワクチン接種をする場合、副反応により体調不良が生じた場合に1日間ワクチン休暇。
新型コロナウイルスワクチン接種時の就労を免除、接種後の体調不良などの場合に特別有給休暇を付与|アサヒグループホールディングス株式会社のプレスリリース
ワクチン休暇どんな準備が必要か?副反応への準備は何が必要か?
新型コロナワクチンの副反応には何があるのか?
などが比較的、高率に発現すると報告されています。
副作用についてはこちらで詳しく説明しています👇
そして当院の現状では比較的若い20〜40代の方に副反応が多く見られています。
副反応の対策としては、発熱、頭痛、関節痛などに対して「アセトアミノフェン」を用意しておくのがいいでしょう。
1回目上記の副反応が見られた場合、2回目接種後に前もって服用することで予防できる可能性もあります。
アセトアミノフェンは病院で処方してもらうこともできますが、市販薬もありますので準備しておくことをおすすめします!
私は2回目接種後に発熱・倦怠感が発現しましたがアセトアミノフェンを服用してすぐに治りました😊
副反応を恐れてワクチンを接種しないことは感染拡大につながるので、副反応への対策を十分に整えてワクチン接種を迎えましょう。