皆さん、こんにちは。うぃーず(@weeds611)です。どうも。
レバナス投資家にとって“朗報“が入ってきました!
レバナスといえば、大和アセットマネジメントのiFreeレバレッジNASDAQ100ですが、
「楽天投信投資顧問株式会社」からもレバナスの運用を開始するということです。
▼この記事の内容▼
ではいってみましょう!
※今回のソースはこちら
1️⃣楽天レバレッジNASDAQ100の基本情報
2021年10月20日に楽天投信投資顧問株式会社がファンド名称「楽天レバレッジNASDAQ100」を今後運用開始するという発表を行いました。
NASDAQ100のレバレッジ投信といえば大和アセットマネジメント株式会社のi FreeレバレッジNASDAQ100が有名ですが、もう一つのNASDAQ100レバレッジ投信として注目されています。
ここでは、楽天レバレッジNASDAQ100の基本情報をまとめています。
【ファンド名称】
※愛称として「レバナス」を用いるようです。。。
レバナスといえばi FreeレバレッジNASDAQ100のイメージで困惑しそうなので私は「楽天レバナス」と呼んでいこうと思います。
【運用会社】
☑️楽天投信投資顧問株式会社
今のところ楽天証券のみ購入可能。
楽天証券✖️楽天カードの組み合わせで投資していくのがいいかもしれませんね。
【設定日】
☑️2021年11月17日
【ファンドの目的】
☑️NASDAQ100指数の値動きに対して概ね2倍となるように運用
【為替ヘッジの有無】
☑️為替ヘッジあり
為替ヘッジとは
為替の変動による外貨資産の円ベースの価値の変化を回避すること
詳しくはこちら▼
外債投資の為替ヘッジ有り・無し、どっちが得か? | NEXT FUNDS
【信託報酬率】
注目ポイントはココです!
☑️年率0.77%(税込)
(委託会社0.2640%、販売会社0.4785%、受託会社0.0275%)
年間100万円運用すると、信託報酬7,700円かかることになります。
【信託財産留保額】
☑️なし
▶︎信託財産留保額│初めてでもわかりやすい用語集│SMBC日興証券
【その他の手数料】
☑️今後の運用状況により変動
いわゆる隠れコストと言われており、一定期間運用した後に決定する。
楽天証券にログイン後、投信の銘柄情報画面の「運用報告書」から調べることができます。
2️⃣楽天レバナスvs iFreeレバナス
「楽天レバレッジNASDAQ100」と「i FreeレバレッジNASDAQ100」の比較についてまとめています。
ファンド名称 |
||
運用会社 |
楽天投信投資顧問株式会社 |
大和アセットマネジメント株式会社 |
設定日 |
2021年11月17日 |
2018年10月18日 |
信託報酬率 |
年率0.77%(税込) |
年率0.99%(税込) |
信託財産留保額 |
なし |
なし |
為替ヘッジ |
あり |
あり |
ファンドの運用方針 |
NASDAQ100指数(米ドルベース)の値動きに対して概ね2倍となるように運用 |
NASDAQ100指数(米ドルベース)の値動きに対して概ね2倍となるように運用 |
純資産総額 |
設定前なので未定 |
1,391億円 |
パフォーマンス |
設定前なので未定 |
約52%(1年) |
i Free▶︎iFreeレバレッジ NASDAQ100 /大和アセットマネジメント株式会社
i FreeレバレッジNASDAQ100は楽天証券、SBI証券、松井証券、マネックス証券、LINE証券などで購入できます。
3️⃣信託報酬率0.22%の違いは大きい?少ない?
「楽天レバレッジNASDAQ100」と「i FreeレバレッジNASDAQ100」の大きな違いは信託報酬率にあります。
両者の信託報酬率の差は0.22%です。
この信託報酬率0.22%の差は運用成績にどのような影響が出るのか?
毎月3万円、年率5%で運用、20年間運用した場合をシュミレーションしてみました。
✔️毎月3万円投資する
✔️リターンは年率5%と仮定
✔️運用期間は20年間
✔️信託報酬以外のコストは全て無視
【シュミレーション結果はこちら】
楽天レバレッジNASDAQ100(信託報酬率0.77%)のシュミレーション結果はこちら
iFreeレバレッジNASDAQ100(信託報酬率0.99%)のシュミレーション結果はこちら
|
||
信託報酬率 |
0.77% |
0.99% |
積立金額 |
720万円 |
720万円 |
運用総額 |
1,129万2,300円 |
1,101万5,600円 |
運用益 |
409万2,281円 |
381万5,613円 |
シュミレーション結果としては、楽天レバレッジNASDAQ100の方が積立期間20年間で276,668円も運用益が高くなる結果となります。
同じ投資対象でほぼ同じ商品であってこれだけ差があるのであれば楽天レバレッジ NASDAQ100に惹かれそうですね。
今から投資するなら楽天レバナス一択ですが、まだ運用開始前ということもあり一定期間は様子を見てから投資を始めたいです。
今後、楽天レバナスには楽天証券✖️楽天カードの組み合わせで投資していくのがいいかもしれませんね。
3️⃣今後のレバナス投資方針について
楽天レバレッジNASDAQ100とi Freeレバレッジ NASDAQ100のどちらに投資していくか悩む方もいるかと思います。
信託報酬率のみで比較すると圧倒的に楽天レバナスですが、その他の不安要素はないのでしょうか。
いくつかまとめてみました。
【隠れコストの存在】
投資信託の手数料の代表的なものには「販売手数料」「信託報酬」「信託財産留保額」がありますが、そのほかにも隠れコスト“と言われる手数料が存在します。
「売買委託手数料」「有価証券取引税」「その他費用」などがこの隠れコストといわれているものです。
隠れコストは投資信託の運用報告書に記載されています。
i Freeレバレッジ NASDAQ100の運用報告書はこちらで確認できます。
新規運用開始される楽天レバレッジ NASDAQ100には、設定初期には隠れコストは決められておらず一定期間の運用後に定められます。
よって隠れコストを考慮した実質コストが出てからでも投資するのは遅くないかもしれません。
【繰り上げ償還リスク】
投資信託の人気がなく純資産総額などが一定の水準を下回った場合に、運用会社は繰り上げて償還する可能性があります。
i Freeレバレッジ NASDAQ100は純資産総額1,400億円以上(2021年10月時点)で繰り上げ償還リスクはほぼないと言えます。
運用方針などほぼ同じである楽天レバレッジ NASDAQ100は繰り上げ償還のリスクは低いといえますがゼロではありません。
【レバナスの積立に疑問】
投資信託といえば積立をしていくものですが、レバナスの積立にはデメリットがあることは理解しておく必要があります。
令和3年6月30日に金融庁が出した注意喚起を理解しておきましょう!
▶︎https://www.fsa.go.jp/user/20210630_levETF2.pdf
レバレッジの投資商品は株価が右肩上がりのときには力を最大限に発揮しますが、株価が下がるときには十分注意が必要です。
さらに株価が上下する相場ではインデックスよりもリターンは減ることになります。
4️⃣まとめ
2021年11月に楽天投信投資顧問株式会社から運用開始される楽天レバレッジ NASDAQ100について紹介しました!
いかがでしたでしょうか。
i Freeレバレッジ NASDAQ100(レバナス)は今や投資家にとって人気の商品となっていますが、楽天レバナスはさらに低コストで投資できる商品ということもあり人気となることでしょう。
レバレッジ商品はリスクもあるのできちんとリスクを理解した上で投資していきましょう。
✔️毎月3万円、年率5%、20年間運用
✔️楽天レバナスが27万円以上運用益が高くなる
✔️隠れコスト
✔️繰り上げ償還リスク
✔️レバナス積立のデメリットを理解すること
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました🙇♂️
少しでも皆さんの役に立てば幸いです☺️
ではまた👋
<おすすめのネット証券>