皆さん、こんにちは。うぃーず(@weeds611)です。どうも。
2021年12月になり、ようやく今年のジュニアNISA枠を使いきることができました。
2020年からジュニアNISAで投資をはじめ2年が経過。
今回は私の息子のジュニアNISAについて、投資銘柄とその投資理由、運用結果について報告したいと思います。
同じくジュニアNISAをされている方、今からジュニアNISAを始めようと考えている方の参考になればと思います。
私がやってしまった失敗も少し触れていますので最後までご覧ください。
▼この記事の内容▼
ではいってみましょう!
1️⃣ジュニアNISAとは
ジュニアNISAとは
2016年からはじまった未成年のお子さんのための「少額投資非課税制度」のこと。
ジュニアNISA | |
---|---|
利用者 | 日本在住の未成年者(0〜17歳) |
投資額 | 毎年80万円が上限 |
非課税期間 | 最長5年間 |
投資可能期間 | 2023年まで(※2024年以降は新規購入が不可能) |
払出し | 2024年以降(制度終了)非課税で払出しが可能 |
詳しくは金融庁のホームページで確認してみてください。
簡単にジュニアNISAの特徴、メリット・デメリットをまとめています。
【ジュニアNISAの特徴】
①0〜17歳の未成年者が対象
日本に住む0〜17歳(開設年の1月1日時点で17歳以下)の未成年者が使える制度になっています。
②運用利益が非課税
株式、投資信託で得た利益にかかる税金が非課税になります。
③非課税枠は最大400万円
年間80万円×最長5年間=最大400万円が非課税です。
ただし、2023年でジュニアNISA制度が終了するため2021年から開始した方は最大240万円、2022年から開始した方は最大160万円となります。
④親権者が代理運用
親が拠出した資金により子供のために代理して運用することになります。
⑤18歳まで払出し不可
ジュニアNISA口座への入金後は18歳まで原則払出しができません。
ただし、2024年でジュニアNISA制度が終了後は払出しの制限がなくなります。
【ジュニアNISAのメリット】
①非課税枠は最大400万円
年間80万円×最長5年間=最大400万円が非課税で運用できることが最大のメリット。
通常、株式や投資信託等への投資に対しては20.315%の税金がかかりますが、ジュニアNISAは非課税で運用できます。
②子供への投資機会になる
ジュニアNISAは子供の教育資金としてよく利用されています。
子供が成人したときに引き継ぐことで、子供へ投資の機会をほぼ強制的に作ることになるためいいと思います。
日本人は、金融リテラシーが低いのでこのような場が増えるとより良いと思っています。
③2023年でジュニアNISA制度終了
ジュニアNISAの制度は2023年(令和5年)で終了します。
改正前は18歳までの払い出し制限がありましたが、改正後2024年以降は18歳に達していなくても払い出し可能になります。
これによってジュニアNISAを利用する方は多くなっているはずです。
【ジュニアNISAのデメリット】
①金融機関を変更できない
ジュニアNISA口座を開設すると金融機関を変更するためには一旦ジュニアNISA口座の廃止手続きをしないといけません。
廃止手続きを行うと非課税であった取引が課税対象となるため開始する証券口座はよく考える必要があります。
② 元本保証がない
ジュニアNISAに限ったことではありませんが、株式や投資信託などの投資には元本が減るというリスクがあります。
③繰越控除の適用がない
ジュニアNISA口座内で出た損益については、他の特定口座、一般口座の譲渡益や配当金と損益通算することができません。
さらに3年間の繰越控除の適用もありません。
繰越控除について詳しく知りたい方は
2️⃣我が家のジュニアNISAについて
それでは我が家のジュニアNISAの運用状況について紹介します。
【ジュニアNISA投資銘柄】
【ジュニアNISAの銘柄選択理由】
ジュニアNISAでは毎月4銘柄(各5,000円、合計20,000円)の積立をしています。
i Free NEXT NASDAQ100インデックス以外の3銘柄については、ジュニアNISA運用開始時に確かランキング上位から選んだもので特にコレといった理由はないです。
正直、銘柄変更してもいいと思っています(笑)
ジュニアNISAで主に投資している銘柄は「e MAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」
私がオール・カントリーに投資している理由は
ジュニアNISAは子供の教育資金のために積立をしています。
なるべくリスクの低い、長期でほぼ確実に利益の出る銘柄を選択することを心がけています。
そこで選択したのがe MAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)。
ただし、オール・カントリーは分散が効いているとはいえ、先進国が87%、そのうち約60%が米国であることは理解しておく必要があります。
【ジュニアNISA運用結果】
ジュニアNISAでは4銘柄を毎月の積立設定に、主に1銘柄をスポット購入の対象銘柄にしています。
そして全銘柄で9銘柄保有しています。
2021年12月時点での運用結果について紹介します。
<各ファンドの基本情報>
ファンド | 信託報酬 | 純資産 | 年率リターン |
---|---|---|---|
e MAXIS Slimバランス(8資産均等型) | 0.154% | 1,261億円 | 15.00% |
e MAXIS Slim先進国株式インデックス | 0.1023% | 2,804億円 | 34.02% |
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI) | 0.162% | 4,382億円 | 35.83% |
i Free NEXT NASDAQ100インデックス | 0.495% | 457億円 | 37.29% |
e MAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | 0.1144% | 3,712億円 | 29.18% |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT) | 0.212% | 1,420億円 | 28.18% |
e MAXIS Slim米国株式(S&P500) | 0.0968% | 8,766億円 | 39.97% |
i FreeレバレッジNASDAQ100 | 0.99% | 1,782億円 | 48.25% |
上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジなし | 0.275% | 171億円 | 46.72% |
<各ファンドの投資成績まとめ>
ファンド | 評価額(円) | 評価損益(円) | 評価損益率(%) |
---|---|---|---|
e MAXIS Slimバランス(8資産均等型) | 106,795 | +11,795 | +12.41 |
e MAXIS Slim先進国株式インデックス | 123,503 | +28,503 | +30.00 |
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI) | 504,446 | +149,446 | +42.09 |
i Free NEXT NASDAQ100インデックス | 131,481 | +31,481 | +31.48 |
e MAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | 777,540 | +62,540 | +8.74 |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT) | 168,462 | +48,462 | +40.38 |
e MAXIS Slim米国株式(S&P500) | 79,268 | +29,268 | +58.53 |
i FreeレバレッジNASDAQ100 | 8,642 | +3,642 | +72.84 |
上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジなし | 31,370 | +11,420 | +57.24 |
<ジュニアNISAポートフォリオ>
1位:e MAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー):40.3%
2位:楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI):26.1%
3位:楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT):8.7%
<ジュニアNISAトータルリターン>
買付金額 | 評価金額 | トータルリターン | |
---|---|---|---|
投資信託(海外ファンド) | 1,535,000円 | 1,900,137円 | +365,137円 |
国内株式(国内ETF) | 19,950円 | 31,370円 | +11,420円 |
トータル | 1,554,950円 | 1,931,507円 | +376,557円(+24.2%) |
約2年間で1,554,950円投資し、評価額1,931,507円。
トータルリターンは+37万6,557円(+24.2%)でした。
【ジュニアNISAでやってしまった失敗とは】
まずはこちらをご覧ください。
2020年のジュニアNISAの投資額が754,950円になっています(ジュニアNISAの満額は年間80万円)。
なぜこうなったのか?
ジュニアNISA枠を満額投資しようと思って12月の月末に投資信託を申し込み。
あぁ、これで満額投資できた!安心😮💨と思っていたところ、なんと受渡日が翌年の2021年になっていたのです。
要するに、申込日(約定日)≠受渡日で、
ジュニアNISAの今年の枠を使うには受渡日が年内でないといけないということになります。
※外国の投資信託なら申込日≠約定日(申込日の翌日以降)
▷約定日から起算して2営業日後が受渡日となります。
2021年のジュニアNISA枠を使い切るには
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3️⃣今後のジュニアNISA投資方針
2021年12月で約2年間ジュニアNISAを運用してきたことになります。
2022年は3年目に突入します。
そして、ジュニアNISA制度終了まで残り2年間(2023年で終了)。
今後のジュニアNISAの投資方針ですが、
まずは年間80万円を満額投資することを目標にしていきます。
残り2年間で160万円(80万円×2年)、合計320万円を投資していく予定です。
投資銘柄ですが、
現在の積立設定はそのまま、スポット購入はオール・カントリー1本に絞って投資していきます!
毎月の積立もオール・カントリーにしてもいいのですが、奥さんのつみたてNISAもオール・カントリー1本なので少しでも分散するという意味で。
ジュニアNISA2年間の運用でトータルリターン約+37万円、+24.2%と文句ないですね。
仮に160万円を貯金していたとすると、「三井住友銀行」「三菱UFJ銀行」「みずほ銀行」といったメガバンクの定期預金の金利は0.002%、1年間で32円(税引前)の利息しかもらえないという現実。
もちろん投資には元本割れのリスクはあります。
しかし、貯金では資産は増えないので少しでも投資に回していきましょう。
4️⃣まとめ
2021年のジュニアNISA枠を使い切りました!ということで紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?
2023年でジュニアNISA制度は終了ということで払出制限がなくなり使いやすくなったと思いますので、残り2年間ではありますが少し検討してみてはどうでしょうか。
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今ジュニアNISAを運用している方、これからジュニアNISAを開始しようとしている方の少しでも参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました🙇♂️/
ではまた👋
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