皆さん、こんにちは。うぃーず(@weeds611 )です。
この度、SBI証券から新しく2021年6月29日(火)に『SBI・V・全米株式インデックス・ファンド』が登場します。
これは全米の企業約4,000社に投資できる投資信託でSBI・VTIとも言われています。
VTIの投資信託といえば『楽天VTI』が有名ですが、SBI・VTIとどちらに投資すればいいのか気になりますよね。
今回はSBI・VTIと楽天VTI、どちらがお得になるのか徹底解説していきます!
結論を言えば、これから始める方はSBI・VTIの方がリターンは高くなります。
最後までご覧になると参考になると思います。
▼この記事を読んで欲しい方▼
では、いってみましょう。
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドとは?
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドとは、SBI証券の低コストのインデックスファンドシリーズであるSBI・Vシリーズのひとつです。
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- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
- SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
- SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド
- 低コスト→信託報酬率が0.1%以下
- 純資産残高2,000億円以上
- バンガード社のETFが投資対象
①SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
名称
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
愛称
SBI・V・全米株式
(楽天VTIと比較しやすくするため、SBI・VTIと呼びます)
投資対象
米国の企業約4,000社の株式
※実質的には、バンガード社が運営するVTIを投資対象としている。
インデックス
CRSP US トータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)
CRSP US トータル・マーケット・インデックスとは、米国株式市場の大型株から小型株までを対象とし、投資可能銘柄のほぼ100%をカバーした時価総額加重平均型の株価指数。
購入できる証券会社
信託報酬率
0.0938%
純資産総額
2021年6月29日より設定開始
(参考:SBI・V・S&P500インデックス・ファンドは2021年6月時点で2,230億円)
②楽天・全米株式インデックス・ファンド
名称
楽天・全米株式インデックス・ファンド
愛称
楽天VTI
投資対象
米国の企業約4,000社の株式
※実質的には、バンガード社が運営するVTIを投資対象としている。
インデックス
CRSP US トータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)
CRSP US トータル・マーケット・インデックスとは、米国株式市場の大型株から小型株までを対象とし、投資可能銘柄のほぼ100%をカバーした時価総額加重平均型の株価指数。
購入できる証券会社
(名称に「楽天」とついていますが、楽天証券以外でも購入できるのはいいですね!)
信託報酬率
0.162%
純資産総額
2,850億円(2021年6月時点)
③SBI・VTIと楽天VTIの比較まとめ
投信は長期投資が目的なので、信託報酬率はその投資リターンに大きく影響を及ぼします。
信託報酬率は、SBI・VTIが0.0938 %、楽天VTIが0.162%とその差は0.0682%でSBI・VTIに軍配が上がっています。
あと注目なのが2021年6月30日からSBI証券でもクレカ積立が始まることです。
SBI証券×三井住友カードでクレカ積立をすることで、0.5%のポイント還元(Vポイント)が受けられます。スタートダッシュキャンペーンで6回積み立て分は1.5%還元とお得です!
詳細はこの記事をご覧ください👇
SBI・VTIはSBI証券のみの取り扱いなので、三井住友カードでクレカ積立をすることで0.5%還元を受けることができます。
楽天VTIは皆さん知っていると思いますが、楽天クレジットカードでクレカ積立をすることで1.0%のポイント還元を受けることができます。
信託報酬率:0.0938%
ポイント還元:0.5%
SBI・VTIと楽天VTIのシュミレーション
上記でSBI・VTIと楽天VTIの違いについて比較しました。
結局これから積立する場合、SBI・VTIと楽天VTIどちらにしたらいいの?
と、多くの方が疑問に思っていることでしょう。
以下のシュミレーション条件で毎月3.3万円積立する場合と、毎月5万円積立する場合で運用結果がどうなるかについてシュミレーションしてみました!
【シュミレーション条件】
【信託報酬率と実質年率】
①毎月3.3万円積立
つみたてNISAの毎月の上限3.3万円で、SBI・VTIと楽天VTIでシュミレーションしてみた結果はこちら👇
【SBI・VTI】
- 毎月:3.3万円
- 実質年率:4.9062%
- 積立金額:792万円
- 20年後の運用金額:1,341.82万円(運用益549.82万円)
- 獲得ポイント:39,600ポイント(3.3万円/月×0.5%還元×12か月×20年)
- 総額:1,345.78万円
【楽天VTI】
- 毎月:3.3万円
- 実質年率:4.838%
- 積立金額:792万円
- 20年後の運用金額:1,331.33万円(運用益539.33万円)
- 獲得ポイント:79,200ポイント(3.3万円/月×1.0%還元×12か月×20年)
- 総額:1,339.25万円
②毎月5万円積立
クレカ積立でポイント還元を受けることができる上限5万円で、SBI・VTIと楽天VTIでシュミレーションしてみた結果はこちら👇
【SBI・VTI】
- 毎月:5万円
- 実質年率:4.9062%
- 積立金額:1,200万円
- 20年後の運用金額:2,033.06万円(運用益833.06万円)
- 獲得ポイント:60,000ポイント(5万円/月×0.5%還元×12か月×20年)
- 総額:2,039.06万円
【楽天VTI】
- 毎月:5万円
- 実質年率:4.838%
- 積立金額:1,200万円
- 20年後の運用金額:2,017.16万円(運用益817.16万円)
- 獲得ポイント:120,000ポイント(5万円/月×1.0%還元×12か月×20年)
- 総額:2,029.16万円
③SBI・VTIと楽天VTIのシュミレーションまとめ
運用利率を5%、20年間運用すると仮定したとき、SBI・VTIと楽天VTIを比較した場合、ポイント還元(SBIは0.5%、楽天は1.0%)も加味した総額は、毎月3.3万円、5万円積立どちらもSBI・VTIの方がリターンは大きい結果となります(上記、表の下段)。
※獲得したポイントは再投資しないと仮定しています。
よって、これから長期で投信のクレカ積立をする場合は『SBI・VTI』をおすすめします!
注意
今回は信託報酬率で計算していますが、実際にはこの信託報酬率のほかに、その他の費用・手数料といった隠れコストがかかってきます。
楽天VTIの場合、実質コストは0.209%となります。
SBI・VTIは運用開始前なので実質コストは分かりません。今後の発表に注目しておきましょう。
SBI・VTIをおすすめする方とは
今回SBI・VTIと楽天VTIでシュミレーションをした結果、これから証券口座を開設して、つみたてNISAを利用し積立を開始しようと思っている方であれば、SBI証券でSBI・VTIをクレカ積立するのをおすすめします。
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楽天証券で楽天VTIのクレカ積立をしている方はたくさんいると思います。
私もその一人です。
このような方は楽天VTIの積立を解約して、 SBI・VTIに乗り換える必要はないと思います。そのまま積立を継続しましょう👍
楽天証券ですでに5万円クレカ積立をしている方で、まだ投資に回すことのできる余裕資金がある方は、SBI・VTIを追加でクレカ積立をするのがいいと思います。
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まとめ
今回はSBI・V・全米株式インデックス・ファンド(SBI・VTI)と楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)を比較して、どちらがお得なのかシュミレーションしてみました。
- SBI・VTIでは、実質年率4.9062%で総額約1,345万円
- 楽天VTIでは、実質年率4.838%で総額約1,339万円
- SBI・VTIでは、実質年率4.9062%で総額約2,039万円
- 楽天VTIでは、実質年率4.838%で総額約2,029万円
SBI・VTIと楽天VTIを比較したときリターンはSBI・VTIの方が大きいため、これから長期でクレカ積立をする場合は『SBI・VTI』をおすすめします。
現在、楽天VTIを積立してる方はどうすればいいのか?
✅わざわざ楽天VTIを解約して、SBI・VTIに乗り換える必要はなし!
✅そのまま楽天VTIは継続しましょう!!
✅楽天VTIをすでに5万円投資している方(クレカ積立のポイント還元上限)でさらに余裕資金がある方は、SBI・VTIでクレカ積立をしてVポイントをもらいましょう!!!
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました🙇♂️
少しでも皆さんの役に立てば幸いです😊
ではまた👋
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